【特集】高校「情報」に役立つ関連情報集約ページ

iOSコンソーシアムでは、2022年4月より新指導要領でスタートする「情報I」および「情報II」の実施を支援しております。

iOSコンソーシアム自身で実施しております企画をはじめ、教科「情報」の面白さや、教科書からやや発展した内容、なによりも「情報」を面白く学べるコンテンツを大事にしています。

以下は、iOSコンソーシアム自身が過去に行ってきた「情報」の領域に関連する内容、および会員企業様が提供されている「情報」に関するコンテンツのご紹介となります。今後、順次内容を追加していきます。

(最終更新日:2022年3月18日)

 

ソフトバンク様 「AI Challenge」

日本の少子高齢化による労働生産人口の減少は深刻ですが、これからもGDPを維持・成長させるためには、高齢者を支える原資を労働生産人口だけで生み出さないといけません。そのためには、人間よりAIが得意な領域に関してはコンピュータやロボットに仕事を任せ、少ない人口で生産性を一層高めていかなければならないことは明白です。政府が掲げるSociety 5.0を実現するためにも、キーテクノロジーであるAIを活用できる人材育成が急務となっています。そこで、ソフトバンクでは理想の未来を創るために次に挙げる3つの力が必要であると考えています。

①発想力:どのような未来になっていたいのかイメージを膨らませ、アイデアをどんどん生み出す力
②実装力:発想したアイデアを実現するためのシステムをデザイン、計画し、推進して形にする力
③テクノロジー活用力:ICT、AI、ロボティクスのリテラシーを備え、道具として使いこなす力

今ではノーコードでAI構築できる環境が整ってきており、Macbook 1台あれば高校生でも簡単にAIをつくり活用することができます。実際、多くの企業が求めているのは、このようにAIを道具として活用し、課題解決する新商品の開発や既存業務の効率化ができる人材です。

「AIチャレンジ」は上記3つの力を育成する教材となっており、情報科で学ぶことはもちろんのこと、探究学習にAIを取り入れることや、AI社会を見据えたキャリア教育に発展させることも可能ですので、ぜひご興味を持っていただければ幸いです。

デジタルアーツ様 高等学校の「情報I」の教育に役立つ情報

デジタルアーツでは、情報リテラシー授業:https://www.daj.jp/csr/enlightenment/ を開催しており、情報リテラシー授業では、「情報I」の「第1章 情報社会の問題解決」の中の、学習2のパスワード、学習3の個人情報漏洩、学習4のコミュニケーションの理解に役立つ授業も行っております。
参考;高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材(本編)「第1章 情報社会の問題解決」
https://www.mext.go.jp/content/20200722-mxt_jogai02-100013300_003.pdf
その他、学習資料やスマホに潜む危険を疑似体験できるアプリも提供しております。
学習資料:https://www.daj.jp/cs/filtering/materials/
疑似体験アプリ:https://www.daj.jp/cs/sp/app/

iOSコンソーシアム「AI Control Car Lab」の「AI ラジコン」

iOSコンソーシアムには、文教以外の領域の活動を行っている「Lab」と呼ばれるチームがあり、そのチームが「AIを使ってラジコンを自動操縦させよう」というコンセプトで2018年から順次、開発を進めてきた「AIラジコン」という成果物があります。
このAIラジコンが、高等学校における「情報I」や「情報II」の学習内容を体験的に学べるようになっています。特に機械学習を通して賢くなるAIにとってどのような「得意・不得意」があるのか、そもそも「教師データ」となる情報にノイズが多いと全く期待と異なる動きになってしまうなど、AIの概念の理解を楽しみながら学べるようになっています。イメージでは「万能」と思われがちなAIですが、実際に「触れて、体験して、理解する」ことで、机上の空論ではないAIの本質的な理解にもつながります。

2019年11月には、このAIラジコンを組み上げることに成功した2つの学校が、Edvation × Summit」で決戦レースを行うというイベントも行いました。

トライ&エラーを繰り返しチームで戦う60分間! AIラジコン「Donkey Car」の競技大会開催「Edvation x Summit 2019」イベントレポート
https://edtechzine.jp/article/detail/2876

今後、コロナの状況にもよりますが、久々にこのAIラジコンカーグランプリを復活させたいとも考えています。ご興味がある方は、ぜひiOSコンソーシアムまでお問い合わせください。

学校からの授業導入相談先:giga@ios.or.jp
※@を大文字にしていますので、半角文字に変換してメールをしてください。