学習アプリの活用を妨げずに安心・安全を実現した事例のご紹介【アルプスシステムインテグレーション株式会社】

新型コロナウイルス感染症の影響でGIGAスクール構想が加速し、11台端末の導入が急速に整備されました。その一方で、端末の整備を急いだ結果、セキュリティ対策の検討が不十分なまま運用をスタートする自治体や学校もいらっしゃるのではないでしょうか。

本稿では、Webフィルタリングを用いてiPadの安全な学習環境を実現した正則高等学校の取り組み事例をご紹介します。

正則高等学校では、iPadの導入に合わせて採用したWebフィルタリング製品の問題点を解消するため、「InterSafe GatewayConnection」(以下、ISGC)への切り替えを実施し、安心・安全で使い勝手に優れたWeb環境を実現しました。

これまで利用していた専用ブラウザ型のフィルタリングソフトでは、特定アプリがブラウザから開けないなど、iPadを授業で活用するうえで不都合な点が目立ちました。しかし、フィルタリングを止めることにはリスクがあったため、生徒の利便性をできるだけ損なわずに安心・安全なWeb環境を実現できる製品の検討が進められました。

新しいフィルタリング製品として、専用ブラウザを必要としないISGCを導入した結果、Webアプリの利用に不便を感じることなく端末を利用できるようになりました。今後は学年ごとにフィルタリングのポリシーを分けるなど、インターネットの利用範囲の拡大に応じた柔軟な運用を考えていらっしゃいます。

本事例のように、生徒や教職員がiPadを安心・安全に利用するうえでWebフィルタリングは欠かせませんが、導入にあたっては、教育現場のICT活用を妨げないための運用設計がポイントとなります。

正則高等学校の取り組みについて、より詳しい内容は以下よりご覧いただけます。
https://www.alsi.co.jp/casestudy/post-29.html