iPad × GIGA Days 2022 Summer -指導主事・教師とIT担当者のための研修会-

本イベントは終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

GIGAスクール構想により、1人1台のiPadが整備されてから、実際の授業でどのような学びが実践がされているか、事例をもとに学んでみませんか?

 Appleが2022年4月26日に公開した「GIGAスクール構想をAppleと」のWebサイトでは、小・中学校の教科ごとに、教科書に沿って使える授業ガイドがPDFでダウンロードできます。授業ガイドでは、見つける、プランを立てる、創る、評価するという4つの段階を踏みながら単元を進めていくことで、楽しく効果的にiPadを活用できる授業づくりのアイデアが紹介されています。

 本イベントの「指導主事・教師のための研修会パート」では、現場の先生方に、授業ガイドからヒントを得てご自身でつくられた授業プランを紹介いただき、パネリストの方々とディスカッションを行います。その後、授業プランで紹介されたアプリケーションの使い方を学ぶワークショップに参加いただけます。

 また「IT担当者のための研修会パート」では、GIGAスクール構想で採択されている主要MDM企業様を数社ゲストにお招きし、年次更新や管理・運用をテーマにお話しいただきます。

「お申し込み」ボタンより受講のお申し込みが可能です。(複数セッション受講可) 

*セッションを効果的に体験いただくため下記をご準備ください。

  1. iPadOSおよび各セッションで使用するアプリケーションをインストールし、最新バージョンにアップデートしてください。
  2. セッションにより、事前にご準備いただきたい推奨アイテムを紹介しています。お申し込み時にご確認ください。
  3.  セッションは、オンライン会議システムZoomを使って主催します。iPadのハンズオンをより効果 的に体験いただくために、ハンズオンで使用するiPadと別のデバイスでZoomへアクセスしてく ださい。

指導主事・教師のための研修会パート


授業アイデア紹介とトークセッション

対象者:指導主事、教員、研修担当者
「iPad授業ガイド」を活用して、子供たちが好奇心を持って取り組める授業をデザインしてみませんか?

Appleが公開した「GIGAスクール構想をAppleと」には、小中学校の学年、教科、単元に沿ったiPadの活用アイデアを紹介するiPad授業ガイドがあります。このiPad授業ガイドを活用すると、どのように児童・生徒が主体的に学びを楽しめる授業をデザインできるでしょうか。このセッションでは、iPadを活用している教師のみなさんから、夏休み後に予定している授業アイデアを紹介していただきます。教育の専門家からのコメントや、イベントにご参加のみなさんからの質疑応答を通じ、児童・生徒の創造力を引き出したり、理解を深めたり、発表の説得力を高めたりするための実践的なプランを知る良い機会となります。

ワークショップ

対象者:指導主事、教員、研修担当者
使用アプリケーション:Clips, iMovie, Keynote

児童・生徒の好奇心を刺激するような授業アイデアで使われるアプリケーションを一緒に学んでみましょう

「授業アイデア紹介とトークセッション」に参加された方は、休憩をはさみ、後続のワークショップにご参加いただきます。ワークショップは、学年や単元を限定せず、アプリケーションの使い方にフォーカスをした時間となります。iPadには創造的な活動に活用できる無料のApple製のアプリケーションが用意されています。このセッションでは、授業アイデアの中で紹介したアプリケーションを実際に体験いただきます。Clips、iMovie、Keynoteを、授業アイデアで使っている機能に絞って紹介しますので、アプリケーションの使い方に慣れていない方でも、すぐに試してみることができるようになります。なおご参加いただく際には、アプリケーションを最新バージョンにアップデートしていただけますよう、お願いいたします。

 

IT担当者のための研修会パート

MDMセッション

対象者:IT担当者、支援員

iPad 導入後の、負担の少ない管理運用とはどのようなものか一緒に考えてみませんか?

GIGAスクール構想で多くの自治体にiPadが導入されましたが、児童・生徒の学習を支える効果的な管理運用や、スムーズなMDMの年次更新方法について情報収集をされている方も多いのではないでしょうか。このセッションでは、IT担当者や支援員の方を対象に、端末管理や年次更新に関する情報をお届けします。

 

セッションスケジュール

 

8月17日(水) 指導主事・教師向けセッション【1】

10:00-10:10 オープニング
一般社団法人iOSコンソーシアム代表理事 野本 竜哉
10:10-10:50 授業アイデア「小学校5年 理科 流れる水のはたらき」
この単元では、ビデオにまとめることをゴールとして、実験や観察に取り組みます。クラス全体で取り組む実験や校外学習を、児童がそれぞれの着眼点で動画で記録します。その動画を、Clipsで簡単に編集して教室で振り返られるようにすることで、何度でも見返しながら自分のペースで学習に取り組むことができます。 授業ガイドはコチラ
大阪府枚方市立 小倉小学校 教諭 飯田 智紀 様
茨城大学 教育学部 准教授 小林 祐紀 様
11:00-12:00 ワークショップ「Clipsでレポートを届けよう」
Clipsは、直観的に、かつ簡易的に動画編集ができるアプリケーションです。このワークショップにご参加いただくことで、ビデオを撮影しながら字幕を自動的につけたり、注目してほしい場所にステッカーをつけて指し示したりして、簡単にビデオを作ることができるようになります。
株式会社アイティクリップス 尾崎 眞啓

 

8月17日(水) IT担当者向けMDMセッション【1】

13:00-13:10 MDMセッションオープニング 
一般社団法人iOSコンソーシアム代表理事 野本 竜哉
13:10-13:50 【アンケート結果公開】自治体に寄り添い2021年度の年次更新を乗り越えて、見えてきた課題
iPad導入後の、管理運用でお困りごとはないですか?本セッションでは、mobiconnect for Education(MDM)を提供するインヴェンティット株式会社様より、年次更新に関する現在の状況やMDMの活用、利用パターンを想定した円滑な実施フローなど工夫したポイントを紹介していただきます。
インヴェンティット株式会社 ソリューション営業部 カスタマーサクセス 今野 幸恵

 

8月17日(水) IT担当者向けMDMセッション【2】

14:00-14:40 実際に展開・運用してわかった課題と対処法
インターネット接続が可能だが特定アプリで動画視聴ができないや、持ち帰り学習時の動画サイト視聴による睡眠不足、健康障害を予防するためのアプリケーション制限対策や紛失時の対応など実際に運用を開始して見えた課題とそれに対してのCisco Merakiによる対処法をご紹介します。
シスコシステムズ合同会社メラキ事業 テクニカルソリューションアーキテクト 片山 智
玉川聖学院 情報科主任、ICTネットワーク担当 大沼 祐太<録画登壇>
14:40-14:50 MDMセッションクロージング
一般社団法人iOSコンソーシアム代表理事 野本 竜哉

 

8月18日(木) 指導主事・教師向けセッション【2】

10:00-10:40 授業アイデア「小学校6年 社会 天下統一に向けて」
この単元では、歴史上の人物になりきって、その現場からの生中継をするようなビデオ作りに挑戦します。ビデオを見る他の児童に伝わるようにビデオを作るためには、その時代背景、人物、出来事について深く理解する必要があります。調べた情報を、完成度の高いビデオにまとめる活動を通じて、表現力と対話力を伸ばします。 授業ガイドはコチラ
東京都世田谷区立 駒繋小学校 主任教諭 井上 光子 様
放送大学 客員教授 佐藤 幸江 様
10:50-11:50 ワークショップ「iMovieで場所や時間を超えたビデオを作ろう」
iMovieは、完成度の高いビデオを簡単に作ることができるアプリケーションです。このワークショップにご参加いただくことで、写真やビデオクリップを背景に、自分自身を合成してビデオに登場させることができる、グリーンスクリーンエフェクトのやり方が学べます。
※セッションをより効果的に楽しんでいただくために、ワークショップ中に合成の手順を一緒に体験できる時間を設ける予定です。ご一緒に体験されたい方は緑・青の単色の背景になるもの(布や画用紙、ブルーシートなど)と、被写体となるもの(ぬいぐるみや指人形など)を用意しご参加ください。
株式会社アイティクリップス 尾崎 眞啓

 

8月18日(木) 指導主事・教師向けセッション【3】

13:00-13:40 授業アイデア「中学校1年 国語 多様な表現技法」
この単元では、デジタルポスターを作る活動を通じて、比喩表現の効果を味わい、自分だけの比喩表現を見つけます。比喩など、言葉には豊かな表現技法があります。言葉の表現をアニメーションで表現したり、またアニメーションで表現したものを言語化したりしながら、生徒一人ひとりの表現を深めていくことができます。 授業ガイドはコチラ
東京都世田谷区立 深沢中学校 主任教諭 鈴木 千佳 様
放送大学 客員教授 佐藤 幸江 様
13:50-14:50 ワークショップ「Keynoteでストーリーに動きをつけよう」
Keynoteは、より豊かに表現したくなるプレゼンテーションのアプリケーションです。このワークショップにご参加いただくことで、「マジックムーブ」トランジションの使い方を学び、2つのスライドをつなぎ合わせたアニメーションを簡単に追加することができるようになります。
一般社団法人国際エデュテイメント協会 森 俊介

 

開催概要

  • 名称:iPad × GIGA Days 2022 Summer -指導主事・教師とIT担当者のための研修会-
  • 日時:2022年8月17日[水]~18日[木]
  • 形式:オンライン(Zoom ウェビナー方式)
  • 主催:一般社団法人iOSコンソーシアム 「iPad User’s Salon」運営メンバー
  • 対象者:小学校教職員, 中学校教職員, 高等学校教職員, 特別支援学校教職員, 専門学校教職員, 教育関係の企業・組織・個人, iOSコンソーシアムの会員
  • 参加費用:無料
  • 定員:各回最大500名
  • 申込受付期間・締切:各セッション当日まで申込可能
  • お問い合わせ先:iOSコンソーシアムイベント事務局 event@ios.or.jp

講師紹介

授業アイデア紹介とトークセッション登壇者

授業プラン紹介者

枚方市立小倉小学校 教諭
飯田 智紀

世田谷区立駒繋小学校 主任教諭
井上 光子

世田谷区立深沢中学校 主任教諭
鈴木 千佳

パネリスト

茨城大学 准教授
小林 祐紀

博士(学術)、放送大学客員准教授。
公立小学校教諭を経て2015年4月より現職。専門は教育工学、ICTを活用した教育実践研究。日本教育メディア学会理事、日本デジタル教科書学会理事、AI時代の教育学会理事。文部科学省 ICT活用教育アドバイザー、文部科学省委託事業「学習者用デジタル教科書のクラウド配信に関するフィージビリティ検証事業」有識者会議(委員)などを歴任。


放送大学 客員教授
佐藤 幸江

公立小学校主幹教諭を経て2013年より金沢星稜大学教授、2019年退職。2020年より現職及びフェリス女学院大学、城西大学、横浜高等教育専門学校非常勤講師。専門は教科教育、教師教育、情報教育。日本教育メディア学会編集委員、AI時代の教育学会理事、パナソニック教育財団専門委員、JAPET&CEC「情報活用能力育成事業」委員、教科書センター評議委員、文部科学省委託事業(2022)「学習者用デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業 」有識者会議委員等歴任。


ワークショップ講師

株式会社アイティクリップス
尾崎 眞啓

「モービルコンピューティング」と呼ばれた頃から移動体通信にITの将来があると考え、自身でも様々なモバイルデバイスを体験。 iPhoneの登場と、急成長するiPadのビジネスに現在まで蓄積した技術で挑戦すべくアイティクリップスを設立。
現在、Appleプロフェッショナルラーニング基礎インストラクターとして教育機関へのiPad研修で活動中。
教職員の皆様のiPad活用をサポートすることで、日本の未来を担う子どもたちの、創造的かつ持続的な学びを支援していきます。


一般社団法人国際エデュテイメント協会
森 俊介

「今、これからを生きる力を。」を理念に2年前より代表就任。
2021年にはAppleプロフェッショナルラーニング基礎インストラクターとしてiPadの活用研修を提供開始。また、2022年7月よりiPad User’s Salon関西支部を立ち上げ、事務局として運営中。
その他、学習eポータルや英語学習アプリ、探究学習教材など様々なEdTechサービスのカスタマーサクセスや活用研修を手がける。


MDM セッション登壇者

インヴェンティット株式会社
今野 幸恵

2020年インヴェンティット入社。1年半ほどカスタマーサポートにて問い合わせ対応に従事。 カスタマーサクセスチーム発足後、文教ユーザーのカスタマーサクセスとして活動中。 webinarの実施や顧客と数多くの接点を持ち、満足度向上に取り組んでいる。


シスコシステムズ合同会社メラキ事業 
片山 智

シスコシステムズ合同会社にて教育機関担当SE、セキュリティ事業SEを経て、現在メラキ事業で東日本公共エリアを担当。GIGAスクール向けWi-Fi多端末接続検証やMeraki SM(MDM)設定のHow to動画作成などにも従事


玉川聖学院
大沼 祐太
<録画登壇>
NHK技研の研究実習生と玉川聖学院講師の兼務を経て、2006年より現職。情報科で教鞭を執りつつ、ICT教育を推進。コロナ禍においてはWEB会議システムプロジェクトリーダーとしていち早くオンライン授業に対応。